「ポスト碁」という呼び方を、ここで初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。ポスト碁は、私たち「ふぃご村囲碁道場」から生まれた新しい対局方法です。ポスト碁は、ボード碁の進化したものと言って良いかも知れません。

その昔、旧ふぃご村では、「ボード碁・メール碁」という対局方法が行われていました。会議室発言（またはメール送信）を使用して、『次の１手』を投稿し、その手を見た対局相手が、同じように『次の１手』を投稿し返してくる。という対局方法です。

ポスト碁は、ボード碁と同じように『自分がアクセスしたときに１手だけ打つ』ことのできる対局方法ですが、ボード碁と決定的に違う点は、碁盤（現在の盤面・棋譜）をサーバが管理しているので、自分の手番になっている碁があったら、その碁盤に１手打てばよいだけという、「掲示板発言検索不要」「送信テキスト作成不要」「棋譜管理不要」、超かんたんな「いつでも自由に打ち掛けにすることのできる対局」ということもできます。

詳細な操作、画面につきましては、メニューから、PGo.NETの「操作説明書」をご覧下さい。

ボード碁の良い点は、
・自分の都合の良いときにアクセス（対局相手と同時にアクセスする必要がない）
・１度に１手ずつなので、１度に１局打つ時間の取れない人でもゆっくりと対局を楽しむことができる。
ということにありました。

また、不都合な点もなかったわけではありません。
・自分の対局についての発言を探さないとならない。
・着手についての会議室発言を作成するのが煩わしい。

それ故に、「相手の発言を見逃して対局が進行しない」「対局者双方がそれぞれ碁盤を持っているので、更新ミスによりお互いの局面が異なるトラブルが発生する」などの心配もありました。

パソコン通信の時代にはこれしかないという大きな制約がありましたから、その範囲で皆さん十分に楽しんでいました。
それが、インターネット時代になってからも、会議室代わりに掲示板利用の形で継続されているサイトを多数見ることができます。

しかし、私たち「ふぃご村囲碁道場」では、ボード碁の良い点を継承し、不都合点を解消した、新しい対局システムを作り、『ポスト碁』を始めました。

ポスト碁は

�@ふぃご村囲碁道場の対局サーバにアクセスします。
�A相手募集に登録して、申込があるのを待ちます。すぐに申込があるとは限りません。時間があるときにアクセスし直してみましょう。
�B誰かから申込と自分が承認すれば、対局情報が登録され、対局サーバに碁盤が置かれます。

・・・さぁ、これで対局開始です・・・

�C時間の都合のよいときに対局サーバにアクセスしてみましょう。
�D貴方の手番になっている碁のタイトルは赤く表示されています。
�E碁盤を開いて、次の１手（それと、自由にコメント）を打ち、サーバに登録します（この手続きをサーバに「ポスト」するといいます）。
�F相手の応手を待つ必要はありません。そのまま切断されても結構です。

・・・お疲れ様でした。また都合の良いときにアクセスしてください・・・
・・・対局相手も同じように時間のあるときに１手打っているかも・・・

進行は、ボード碁に似ているかもしれません。でも、ボード碁よりはるかに使いやすく、メリットがあると自負しています。

・着手発言を探さなくてよいので簡単！
・着手の発言テキストを作成しなくてよいので簡単！
・棋譜はサーバが管理し、碁盤が２つ存在しないから間違えない。
・棋譜の再現が簡単！
・観戦している他会員のポスト碁も簡単に棋譜観賞できます。

１局で、その違いがわかります。ぜひお試しくださいませ〜